会社で「エピペン」を購入しました。

2017年9月4日 20:39 comment(0) [救護・手当て]


みなさん、朝晩が少し涼しくなってきましたが、いかがお過ごしですか?

当社は高所作業の訓練講習以外に応急手当の講習も行っております。

一般市民のための応急手当ての訓練講習なのですが、国連関連組織である世界安全機構(WSO)をはじめスポーツインストラクター団体やさまざまな公的機関から公認されている訓練プログラムを提供しています。

その応急手当の訓練の中で「エピペン」という自己注射薬を紹介することがあります。
これはアナフィラキシー補助治療剤と呼ばれ、蜂毒や食物及び薬品などによるアナフィラキシーの進行によって手遅れになる前に投薬できれば救命できる可能性が非常に高くなる薬剤です。

アレルギーの既往歴がある方が医師の処方によって入手できます。
その「投薬」に関してショック症状を起こしている場合は本人では投薬できないので「本人に代わって」投薬講習を受けた学校の先生などが行うことがあります。


当社は鉄塔の点検業務などで山野に入ることがあります。

これまでは、幸いにも「スズメバチ」などに刺されたことはありませんが、「危険」を感じた事は幾度もあります。

最近のニュースでは「ヒアリ」が各地で確認されている事から、会社としては何らかの対策を講じる必要を感じていました。


本日、時間がございましたので、ちょいと近所の内科の先生に相談に行ってみました。

診察室に呼ばれ、幾つかヒアリング。

仕事の内容:
・山の中の鉄塔へ行って作業
従事する人数:
・2〜6人位
必要本数:
・とりあえず2本

すぐに購入の依頼ができました。

その際の雑談で色々お話をさせていただいたのですが、先生いわく、

業務の内容を確認させていただいて必要本数を相談させていただいています。
林野作業の企業さまに、既に30本程度販売?させていただいていますよ。
「販売」と申しますのは、個人ではないので「保険適用」はおかしいので。(確かに)
近年、官庁発注の林野作業では「エピペン」の携行は必須の状態で見積りにも「明確に反映」させ、実際現場に配置されていないといけないそう。
その場に居合わせた作業員の誰にでも投薬しても構いませんよ。
(個人に処方したのではなく、緊急時の使用ですから「誰にでも」起きた際に備えている訳で。(ごもっとも))
(スズメバチなら全員やられるよ。。。(そりゃそうだ))

注意点としては、
使用方法の講習を受けてください。
使用期限を守ってください。
使用後、直ちに医療機関で手当てをしてください。
その他諸々。。。
(まあ、アドレナリンですから間違えて打ったって大丈夫です。それより遅れる方がまずい!)
みたいな

率直に、
「こんなに簡単に入手できるんだ〜」(まだ手元にはありませんが。。)
「先生の講習資料(A4コピー4枚にパワポのメモ程度が7Pほど)が。。(o呆o))
「蜂に刺された災害事例を目にするけれど。。。救急箱に「エピペン」入れとけば」

屋外でご活躍のみなさん、
是非ともご用意していただきたいと思います。

使用方法や、その他の応急手当ての必要性を感じた方は是非ともお問い合わせください。

何卒、宜しくお願い申し上げます。



ファーストエイド・キット、ついに完成!

2015年8月30日 01:04 comment(0) [救護・手当て]


そろそろ今年の夏も終わりが近づいてきましたね。
この夏、やり残したことがあれば、今からでもがんばりましょうね。


当社では、一般市民向けの応急手当ての訓練を行っております。

その講習プログラムが大変優れていることは、別のWEBコンテンツで
ご確認して頂けると思います。

私は現場、登山、アウトドアスポーツなどの経験が豊富な方だと思います。
その経験から、講習の時に生徒さんに別枠でお勧めの「応急手当てのグッズ」を
いくつかご紹介させて頂いております。

その商品には受講生の皆さんから、
・どこで買えますか?
・おいくらですか?
・今あれば「買って帰ります」!
と大変好評で、嬉しいような商品が無くて申し訳ないような。。。

で、それをこのたび商品化いたしました。
(関係各所にお願いして、かき集めて取りまとめました。)

商品名「フィールド・ファーストエイド・キット」

私が「もしもの時に、あれば最高」と思える商品を厳選いたしました。

希望小売価格
¥15,000.-(消費税・送料込み)

ご興味がございましたら、お気軽に

お問い合わせ

下さいませ。


・パンフレット

ffa.pdf



・外観
イメージ

・商品内容
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・ポイズンリムーバー
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・エアーギブス(S、M、L、Long 4サイズ)
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・レスキュー呼吸用簡易シールド
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嬉しい出来事

2012年6月22日 00:42 comment(2) [救護・手当て]


梅雨に入り、長雨が続きます。

災害が起こりやすいので、みなさん 色んな事にご注意願います。



当社は、ご承知のように民間の応急救護手当の講習会を行っております。

先日、応急手当てを受講して下さった企業より嬉しい「救命」の報告を頂きました。


************************************************

状況はこんな感じです。

その会社が入居する事業所全体が停電になりました。

その会社の電気設備の保守点検技術員(70歳を超えた方)が
復旧作業のため電源設備に向かい、そこでの作業中に充電部(電気が通電している部分)
に誤って接触し感電。




  「心肺停止状態」


後から来た別の点検技術員により発見。即座に事務所に連絡。

報告を受けた事務所では消防に通報。

そこに居た元自衛官の方と、応急手当ての受講生さんとその部下の
複数名が、現地に向かい駆けつけました。

安全な場所へ受傷者を移し、心肺蘇生(CPR)を開始。
複数人で代わる代わるCPRを提供。

しばらくして「AED」が現地に到着。

受講生さんにより「AED」作動。




  「蘇生」


意識は不明瞭ながら生活反応はアリ。

救急隊員到着。処置開始。搬送。

入院(3日程度)。事故から1週間もかからず社会復帰。


************************************************

後で聞いた話ですが、
この事業場の他地域で、同様の事故が以前にも発生し、
その時は、不幸にも「死亡事故」となり、
今回の事故が「死亡事故」に至っていれば、社会的にも

「大問題」

となるのは“必至”で、
事業場全体で「応急手当て」の訓練を受けることに決まったそうです。


************************************************

講習を行ってから2年以上経っているのですが、この受講生さんは
受講半年後頃に地域の救命講習を受講されていた経緯もあって
的確な救助を提供することが出来たのだと思います。

事故に遭われたので、喜ぶことは「不謹慎」だとは思いますが、
それでも、「一命を取り留めた」事実はとてもうれしくて。。。

「応急手当て」の講習をして良かったと、心から思えました。


今回の事例で大切なことは、「みんなで手当てを提供する」
と云う事でしょうか。

そういった作業環境が整った現場がたくさん増えるといいですね。



応急手当のガイドライン変更

2011年2月28日 20:35 comment(0) [救護・手当て]


みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
西日本は、しばらく暖かい日が続いております。
このまま「春」とはいかないでしょうけれど、
この寒さもあと少しの辛抱ですね。


*****************************************************

今回は、応急手当のガイドライン変更に伴うお知らせです。

2010年10月18日にILCOR(国際蘇生連絡協議会)が、
CPR(心肺蘇生法)とECC(救急心血管治療)の推奨事項に関しての
2010年度版国際コンセンサスを発表いたしました。

同日、AHA(アメリカ心臓協会)がILCORのコンセンサスに基づき、
新しい応急手当のガイドラインを発表しました。

加えて、国際ファーストエイド・サイエンス諮問会議が2010年度版AHA及び
米国赤十字社のファーストエイド・サイエンスに関する手当の奨励事項の
国際コンセンサスを発表いたしました。

こうした科学的なコンセンサスは、CPRとECC、ファーストエイドに関する
国際的な科学と知識を見直す目的で5年毎に改定され、最新の科学的証拠(エビデンス)に基づいて
応急手当てに新しい推奨事項をもたらされ、訓練プログラムに組み込まれております。


当社が皆さんにご提供しているのは
「メディック・ファーストエイド(R)」の応急手当訓練プラグラムで、
当初よりILCOR会議に自発的にメンバーが参加するなど、上記コンセンサスに貢献している企業の
「商品」としての訓練プログラムです。

ですから、このガイドラインに従った「最新の訓練プログラム」を日本国内で
いち早くお届けできるのです。



正確には訓練プログラムを受講して頂いたのが良いのですが、

大きな変更点として、

1)質の高い胸部圧迫の実施で救命の可能性が高くなる
・胸部圧迫の速度が100回以上/1分間

2)早期の胸部圧迫で血流中の酸素を即座に循環
・呼吸停止の意識不明患者には、即座に胸部圧迫(30回)行い、喚起2回のサイクルでCPRを開始

3)圧迫のみのCPRを、消防のオペレーターの方からバイスタンダーへお願いされる(かもしれない)
・応急手当の未訓練者でも実行可能なCPRを、口頭説明で実施してもらう

4)スキルの記憶は訓練後に急速に低下する。頻繁なスキルリフレッシュが技術維持に有効
・スキルの頻繁な評価と補強に向かう必要性は明白である
・スキル・パフォーマンスは必要に応じて、2年という認定の有効期間内に評価されるべきである


などです。他にも多くの変更点が有ります。




では、変更前のスキルは古いのか?ダメなのか?と思われる方。

決してそんなことはありません。
何もしないよりは、何某かの手当てを施すことが良いに決まっています。

・今までより、少しでも助かる可能性が高い方法
・今までより、ちょっぴりでも効果が高いと実証された方法
・少しでも思い出しやすい方法

と言った事を少しづつ積み重ね、向上させて救命率が上がってきています。


*****************************************************

欧米では、「応急手当て」の訓練を受けた証明が求められる職種が有ります。

それは、たとえ医師であっても「証明書」が無ければその業務に従事出来ないのです。

先日も、フィットネスのインストラクター資格取得の為に受講された方や、
米軍施設内での業務従事の為に受講された方がいらっしゃいましたが、それだけ
「応急手当てのスキル」が重要であり、大切だという事なのです。

正しく習ったスキルは
・生か、死か、
・長い後遺症か、早い社会復帰か、
を分けると云われています。


日本では、それほど「応急手当て」の訓練を受けた証明書を求められることはありませんが、
だからスキルもなくて良い。ってことは無いですよね。

欧米で職種によっては必須となっている「応急手当て」のスキル。

国内でも、もっと重要視されるべきだと思います。








MEDIC FIRST AID(R) の名称とロゴマークはMEDIC FIRST AID International,Inc. の登録商標です。

「MFA」実はとっても凄いんです。

2010年5月27日 13:47 comment(0) [救護・手当て]


みなさん、いかがお過ごしですか?

もう梅雨入りしたかのような雨が降り続いていますね。

現場が動いていないので、「これ幸い」とも
言っていられないのですが・・・(ToT)

************************************************

先月、久しぶりに東京に行ってきました。

飛行機から見た「スカイツリー」はとっても高く、
靄(もや)の上にそびえていました。
(あれで半分ちょいか〜。高いな〜〜)
って感じで、呆気に取られながらも見入ってしまいました。

そういえば、先日「スカイツリー」の建設状況や、塔体の製作工場が
TVで特集されていましたね。

組立を行っている作業の方が、外国製の「ワークポジショニングハーネス」を
着用されているのを見て、どんどん普及して欲しいと思いました。

完成したら、登ってみたいですね。

************************************************

東京へは何しに行ったかと云うと、
小児・乳幼児の応急救護の指導者講習を受ける為に行って来ました。

今回は、「チャイルドケアコース」の提供を当社でも行えるようにするのが目的で
ついでに「緊急酸素提供」と「血液感染性病原体」と云うコースも
習ってまいりました。(受講生コースですけれど)

知らない事を「学ぶ・習う」って事は、良い事ですね。

「目からうろこが落ちる」って言いますが、今回もそれが有りました。


まず「緊急酸素提供」コース

訓練を受けていれば“本人の同意”の下で提供できるんですね。

・ご家族の中に「呼吸器系」が弱い方(疾患とまではいかない)がいる。
・林間学校などで、救急隊の到着に時間がかかると思われる。
・「お医者さま」とは縁が遠い。

などの場合は、適正な訓練を受けた上で、用意されると、万が一の場合に
安心して「救急隊」を待てるかもしれませんね。


次に「血液感染性病原体」コース

血液に“暴露”する可能性のある危険から身を守る方法が判ります。

アメリカのOSHA(労働省、安全衛生局)や、イギリスのHSE(環境省、安全衛生局)では

特定の作業に従事する者は、
・その作業でのリスクに対し、防護対策が取られていない
・毒性がある、物質的に有害又は新たな危険がある物質や要因への暴露によって
 労働者が重大な危険にさらされる
と云った条件の下で労働者を働かせてはならない。と、厳しい決まりがあります。


同様の法律は日本でも有りますが、訴訟問題が欧米に比べ圧倒的に少ない日本では、

「事業者」「労働者」共に意識は相当低いでしょう。


先日、こんな話を聞きました。

「母が吐血したので急いで病院に行きました。」(有名な総合病院です)

救急法を学んでいた彼は、吐血の処理を行ったハンカチやティッシュ等が家庭では
処分出来ないと知っていたので、病院は持参し処分を依頼しました。

すると、「あそこのゴミ箱に捨てておいて!」と指示された指の先には。。。

自動販売機の横の普通の「ゴミ箱」。。。。。。。


「医療ゴミとして処分されるとしても、子供とか、誰でも触れるじゃん(怒)」

嘘みたいな、ホントの話です。


ちょっと話が逸れてしまいましが、
・病院などの医療施設
・人と接触する職場(学校、スポーツ関係や保育施設など)
などでは、血液による“暴露”を防ぐために真剣に取り組み、
計画的に予防しましょうね。

************************************************

今回の東京行きで、MEDIC FIRST AID(R)(略称:MFA)の全ての提供コースを学んだ訳ですが、
「緊急酸素提供」「血液感染性病原体」いずれのコースも、CPRやAEDほどメジャーではありません。

けれど、この地味なコースの押さえておくべき「根っこ」の延長線上に「救急・救護の本質」が
有るように思いました。


実は、この「MFA」って凄いんです。

日本では、日本赤十字や消防署の「救急救命」の訓練が有名ですね。

その基となる情報源はいずれも
アメリカ心臓協会(American Heart Association 通称:AHA)のガイドラインやエビデンス(根拠)
に準拠した応急救護の情報によるものです。

MFAはアメリカで考案された「応急手当て」のプログラムですから、当然準拠しています。

そればかりか、AHAの「ガイドライン」策定にも貢献しています。

また、日本版でもアメリカの労働省、安全衛生局(通称:OSHA)の労働安全衛生基準に対応していて、
・自分の身の危険が第一優先です。
・手当てに当たる時には、血液感染を防ぎましょう。
・緊急酸素の提供訓練を受けていれば、同意の下で提供しましょう。
といった事も学べるのが特色となっています。


これは、
・日本で「AHAガイドライン」に基づいて監修・編集された訓練プログラム
・アメリカで作られたプログラムを日本向けにアレンジされた訓練プログラム
との違いによるものだと思います。


多くの先輩インストラクターさんによるMFAコースの提供先には、
・外資系企業
・病院や看護師さん
・保育施設や保育士さん
・スポーツ施設
が非常に多く、しかも「大変好評」と言われる部分もここにあるのかもしれません。


MFAの事がもっと知りたくなった方、当社のサイトをご確認下さいませ。
当社で提供できるコースは
・ベーシックプラス
・チャイルドケアプラス(TM)
・全年齢層のためのCPRとAEDコース
・エマージェンシーケア・ファーストエイド
・スポーツ医学MFA

何卒、宜しくお願い致します。




MEDIC FIRST AID(R)(略称:MFA)の名称とロゴマークは
            MEDIC FIRST AID International,Inc. の登録商標です。

AEDの実機を入手

2009年10月4日 19:57 comment(136) [救護・手当て]

今回は素早い投稿です。(^o^)b

最近は、大手JVさんの現場などでAEDを良く見かけるようになりました。

随分身近になってきましたね。

で、この度AEDの「本物」を2台リース致しました。


イメージ

(Medtronic LIFEPAK CR Plus(成人)・・・・・・・・・・・右)
(NIHON KOHDEN cardiolife AED-2100(小人・成人)・・・左)



業務の性質上、
「訓練器しかありません」では、良くないですよね。

発足当初、と云うか指導者になった時から欲しかったのですが、
機会が無くって・・・・・(尋ねられると辛かったです。)


今月以降、トレーニングセンターは基より、現場作業でも
「自前」でAEDを備えて仕事ができます。

*************************************************************


先日、どこかの「事故防止対策協議会」の事を伺うことがありまして、
((事故防止の“対策”の協議の会)って日本語的におかしいくないですか。(私がおかしいのかなぁ?))

その中では、頻りに

・ヒューマンエラーを防ごう
・リスクマネージメントで危険を減らそう

と唱えられ、
展開される資料は死亡災害や事故事例などが大変多いのに、

「事故が起きた場合の手当ての方法」
「動かして良いのか?悪いのか?」

などの知識は古く、いい加減で、根拠のない聞きかじり程度との事でした。

それは、その元請さんだけに限ったことでなく、多くの元請さんにも共通していると思います。
(そうでない会社さんもあります。)


なんだか「安全第一」が虚しく聞こえてしまって・・・



本当の「安全第一」を考えている企業ってどの位在るのか解りませんが、

当社は

「安全な環境で仕事をする会社」

と胸を張って言い続けられる会社で在りたいと思います。


身近で起こった交通事故・・・2

2009年8月30日 22:22 comment(1) [救護・手当て]

早速ですが、身近で起こった交通事故(1)の続きです。
(1)をまだお読み頂いてない方は、お読みいただいてからが宜しいかと思います。

皆さん、よく考えてみて下さい。

「応急手当て」ってなんでしょう。なぜ、必要なのでしょう。


当社は、MEDIC First Aid(R)(略称:MFA)と云う民間の救急救命と手当てのプログラムを教えています。

それは、私が、「事故発生現場」において最も有効な「手当て」を被災者に提供できる
内容となっていると私自身で比較・検討をしたからですが、その決定的な違いは、

・生命にかかわるような緊急事態に気づき、安全に管理する。

・怪我や病気の発生に対し、効果的な応急救護が
 「生か死」
 「早い回復か長期療養」
 「一時的な障害か永久的に残る障害」
 を左右する。

・そのスキルをただ「学ぶ」のではなく、
 「見る」
 「聞く」
 「実行する」
 「話す」
 「感じる」
 と云う“五感”をフルに使った訓練プログラムによって、
 自信を持ってスムーズに実行(提供)出来るスキル能力を身に付けられる。

そう云った裏付けの基に選んでいます。

いざと云う時に、せっかく時間を使って習った事が「出来なかった」では洒落になりませんよね。


この追突事故でMFAのスキルを持った方が、他にいらっしゃれば掲載内容が違っていたかもしれません。

***********************************************************************

@「被災者」の搬出
この事故の場合、受傷した被災者を動かしてはいけません。

追突事故に遭った人は、「ムチ打ち」と呼ばれる頚椎の痛みを訴える事が多いのは、
誰もがご存じのはずです。

最善の方法は、意識を確認した後、頭部を手で固定(用手固定)し続け、呼吸を確認しながら
救助隊の到着を待つ事です。

怪我によって「車椅子生活」を余儀なくされている方の半数以上の方は、
受傷直後はまだ感覚が有ったとの報告があります。正しく搬送されていれば、
「車椅子」は不要だった“かも”しれません。

車両が炎上する可能性がある。
呼吸が止まった。

その、2つに該当しない限り、決して動かさないでください。


A意識の確認
意識を確認するために体を揺すってはいけません。
テレビドラマ等の影響でしょうが、無意味であるばかりでなく、頚部の損傷を拡大させます。

最善の方法は、怪我をしていない肩などを軽く突いて確認します。
その時に「自分が手当てしますよ」とか「手当ての訓練レベル」や「自分の名前」を
伝えて、被災した方をなるべく「安心」させてあげられればベストですね。


B頭部・脊椎の固定
救助隊の方が首を固定したのは、追突事故による「高エネルギー外傷」と判断されたのでしょう。

最近、事故発生現場での救急隊の一時救命処置が変わってきています。
「救急救命士」さんが消防の方には沢山いらっしゃいますし、その方達は、さらに「JPTEC」
(Japan Prehospital Trauma Evaluation and Care)と云う、病院前の外傷観察・処置標準化プログラム
を学ばれています。

なので、救命率も飛躍的に向上してきたのでしょう。


C病院での対応
頭部・脊椎を固定されて搬送された病院で、詳しく診察もせずに保護材(SKED等)を外された
らしいのですが、なぜでしょうか?

救急隊が必要と判断して装着したのですから、ちゃんと診察した後に外して頂きたいと思いました。

ただ、私は素人ですから、何か事情が有ったのかもしれません。けれど、被災者がこの処置に対して
「不安」を抱いたのは確かです。
(事故の処置後被災した方は病院を変えたそうです。)

***********************************************************************

先に皆さんに尋ねました。

「応急手当て」ってなんでしょう。なぜ、必要なのでしょう。

お解りのように、CPR(心肺蘇生法)やAED(体外式除細動器)の操作だけが応急手当ではありませんね。



いつでも、どこでも、誰にでも遭遇する可能性は有ります。

その時、大切な人の「命」を守ってあげられるのは「あなた」です。


それを学ぶ機会を私たちは提供します。

「学ぶ」「学ばない」の選択は自由ですが、
「学ばない」選択の先には・・・・・・・・ご承知の結果と向き合う事となるでしょう。


「救助の手」を差し伸べられる市民が一人でも多くなるように頑張ってまいります。



身近で起こった交通事故・・・1

2009年8月29日 18:19 comment(1) [救護・手当て]

まだまだ、暑い日が続いています。

気が付いたら前回のコラム掲載から2カ月近くも経ってて・・・

m(_ _)m


先日、私の友人で女性のMEDIC First Aid(R)受講修了者の方が
自動車同乗中に追突事故に遭いました。

詳細の報告は受けておりませんので、断定できない部分が在るのですが、
誰でも遭遇する可能性がありますので、判る範囲で掲載させて頂きます。

掲載するに当たり、非常に悩みました。
これは、当事者の方々の行動を非難したり、追及したりするのが目的ではなく、
誰もがその「現場の状況」におかれれば、そうするであろう行動から、
きちんと学んで「最善の行動」を考えるきっかけにして頂きたいとの
一念で掲載に踏み切ったことを、ご理解頂きたいと思います。


**********************************

8月上旬のある日、交差点の手前で停車中(赤信号か右折待ちかは不明)
後方から来た車両(車種、種別不明)が最後部停車車両に追突。
追突の衝撃で最後部の車両がその前の停車車両に追突。
さらにその車がその前の停車車両に追突。

4台が絡む追突事故でした。

彼女は停車車両の後ろから2台目に乗っていました。(車種、種別不明)
(運転はしていなかったそうですから、助手席か後部座席でしょう)

想像するに、とても大きな衝撃だった事でしょう。

**********************************

さて、ここからは彼女の身に起きた事と、((心で思った、感じた、声に出なかった))事を
聞いた範囲で順を追って書いて進んでいきます。


・事故発生直後
何か大きな衝撃を受けて軽いショック状態で、意識レベルが低下している様子。

((片手がしびれているような・・・・??体が痛い))


・手当ての開始?
何人かによって車両から引きずり出されているが良く分からない状態。
おそらくショック状態

((んん〜ん?))


・現場の状況?
車両の傍らに降ろされたのか?オイルらしき液体が流れるのを目視で確認。

((私はここで終わるんだろうか・・・んん〜ん?体が痛い))


・意識レベルの確認?
「大丈夫か!しっかりしろ!」と彼女の肩を持ち、揺すりながら意識を確認するAさん。
(Aさんは彼女の友人です。運転者か同乗者か同伴別車両かは不明)

((んん〜ん触らないで〜!体の何処が痛いのか判んないけど痛いよぉ〜))




・(省略・・・意識が有ったのか無かったのか・・話に無かったので)




・受傷者搬送
頚部を(ヘットイモビライザー?SKED?Oregon Spine Splint?)保護をされ、
救急車にて病院へ搬送。

((んん〜ん?救急車ってガタゴトしてて乗り心地悪っ!イタいイタい!))


・治療・処置
病院到着後「えーと、これ邪魔だね!外そう」と病院の先生。(もっと乱暴な発言だったかなぁ?)
その保護材を外すのを手伝う救急車の隊員。

((痛いよお〜・・そ〜っと優しく外して下さいよぉ〜))



**********************************


私の伺っている話はここまでです。

彼女は診察の結果、通院3週間と診断されました。

皆さんは、どう感じましたか?

実際、これが普通の出来事であり、ごく、当たり前の対応でしょう。




次回はこれを元に考えてみようと思います。






心臓震盪(しんぞうしんとう)って

2008年5月15日 20:15 comment(0) [救護・手当て]

あまり耳慣れない言葉ですが、ご存知でしょうか?


拍動している心臓の付近(胸の辺り)に、物理的な衝撃によって
心臓が「びっくり」して止まってしまう状態のことなのです。


統計的には18歳以下の子供に起きることが多く、
クラブ活動などのスポーツ中に多く起こっているようです。


物理的な衝撃とは
野球のボールやソフトボール、スポーツ中の選手同士の衝突、
遊びのボクシングや空手などの拳(こぶし)等の報告が挙がっています。

「びっくり」して止まってしまう状態とは
実際に止まるのではなく、痙攣状態になる事で、この状態を
「心室細動」と言います。


脳震盪と違い、心臓震盪では直ちに処置を施さないと
命に関わります。

先日、子供の野球観戦に来ていた非番の消防職員の方が、
心臓震盪に陥った子供を“AED”で助けたニュースは記憶に新しいところです。


元気に走り回っている子供さんが突然(命)を断たれるのは
本当にいたたまれませんね。

私たち、一般市民(バイスタンダーと云います)でも正しい知識さえあれば

“救える命”がたくさんあります。

このサイトをご覧の皆様には、

正しい“救命の訓練”を学んで頂きたいと思います。

有料の救命講習って?

2008年4月25日 01:50 comment(0) [救護・手当て]

当社は有料で救急救命の講習を行っています。


ある程度の事業規模を持つ企業では、消防・日本赤十字などの
「お墨付き」で無料の講習を取り入れられていますね。
(テキスト代金は別途徴収らしいのですが)
とても良いことだと思います。

有料だともっと良くなると思いませんか?


当社は、こう考えています。

「皆さんのお子様は、学習塾に通っていませんか?」
なぜ、お金を払ってまで「塾」に通わせるのでしょう。

・・・・・・・・・・

・お金を払って学ばせる「親御さん」
・お金をもらうからには、しっかり教える「学習塾さん」
・勉強が出来る・解るようになる「子供さん」

その先には、必ず責任を伴った「結果」が現れますね。


公的機関が、良い、悪い、という意味ではなく、

当社は、民間であるからこそ、

・「救急救命のスキルを持った人」、
・いざと言う時に本当に手当てできるバイスタンダー(居合せた市民)
・「助かった!」と云う声

実績のあるMEDIC FIRST AID(R)は講習によって結果を出しています。


導入に際しては色々ありましたが、受講してみて初めて
「これはGood!」と思いました。

受講してみないと、その良さは分かりませんが、
このサイトをご覧の皆様には、是非とも受講して頂きたいと思います。


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