Tower & Structure Workshop ついに完成!

2017年11月16日 00:48 comment(0) [Rescue]


ついに完成しました。
Tower & Structure Workshop。

ワークショップ版ですので開催日程を2日〜5日で対応いたします。
(出張講習が基本です。)

背景
近年、タワーでの事故をよく耳にします。
送電関係では教育が行き届いていてめったに起きないのですが、
通信関係、特に携帯電話の基地局鉄塔などで頻発しています。
既設局に対して除草費用の捻出すらままならないのが現状で、増設や更新工事が頻繁で信じられないほど安価での作業を行っており、その安全対策は「名ばかり」に見えます。
最近は「フルハーネス型安全帯」の導入が進み、一見安全な作業が浸透しているようですが、今後「宙吊り症候群」(別名HHS「ハーネス・ハンギング・シンドローム」)が各地で発生しそうです。
また、欧米のようにロープアクセスなどの有資格者作業ではない為、救助する技術は現場にはありません。
事故が発生すれば、「119」に電話するだけです。

国内では耳新しい「タワーレスキュー」ですが欧米では既に確立されています。
これから救助技術を模索する事を考えるよりは、弊社の提供している「欧米標準の国内改編タワーレスキュー」を習得されるのが一番早いと思います。
「国内改編」と申しますのは、欧米と日本では環境や考え方が全然違うので、国内の現状を学ぶ必要があります。
弊社は鉄塔、橋梁の「鳶職」さんとの繋がりがあり、「建て方」の支援も行っております。
その「建て方」の資機材は現在の繊維や資機材の発展めまぐるしい中、40年前と殆ど変っていません。
ある意味「伝統技術」「古典芸能」の域かもしれませんが、最前線で作業する従事者からすれば、もっと安全で楽な作業方法があれば、それに越したことはありませんよね。

そんな訳で、作業従事者にも、救助者にも有益な
「Tower & Structure Workshop」を提供するに至りました。

講習概要

1)CPR&AEDを含む応急手当ての訓練
2)ロープワークとロープアクセスの基礎
3)ロープアクセスでの救助
4)タワー&ストラクチャー概要とアクセス
5)タワー&ストラクチャー救助

オプション
◎)スペシャル・ワークショップ(希望による)
(ノット、アンカー、フレーム、タワー)
(マウンテンRQ、インダストリアルRQ、タワーRQ)

下記のスキルで日数を分けさせていただきます。

5DaysWS
建設業や通信工事業で既にタワーでの業務経験がある方。

4DaysWS
応急手当の訓練を受けている方。
(CPR&AED、病気やケガなど、BLSに対応できる方)

3DaysWS
ロープレスキューのカテゴリーを学ばれていらっしゃる方。
(欧米の資機材が扱える必要があります。)

2DaysWS
IRATAやSPRATなどのレスキューを伴うロープアクセスを学ばれていらっしゃる方。
(資格の有無ではありません。出来るかどうかです。)


まったくの初心者の方はご遠慮いただき、別のコースをお勧めいたします。



さて、ここからがスペシャルなご案内です。

このワークショップの完成を記念して、出張パック分(\35,000相当)をサービスさせて頂く事としました。

下記の条件で適用させていただきます。

サービス期間:2018年3月末日迄に講習開催。もしくは受付(6カ月以内に講習開催)
最少催行人数:8名様以上
受講料(概算):※日数、人数を考慮し、別途御見積りいたします。
料金に含まれるもの
テキスト・受講修了証
追加費用:移動費、滞在費(実費相当分)


ご用意いただくもの
・会場(タワー、座学が可能な会議室)
・個人装備(ヘルメット、ワーク靴、グローブ、ハーネス、ランヤード)
・筆記用具

何かございましたら、お気軽にお問い合わせください。
(お話し次第で、もっとスペシャルなことがあるかもしれませんよ。。。)


ロープ高所作業従事者の救出

2015年10月1日 16:30 comment(0) [Rescue]


涼しくなってきましたね。

来年から日本でもロープによる高所作業が認められます。

「特別教育」の中には組み込まれていない「救助のスキル」を学んでおくことは、安全管理上必要です。

また、現場では救助を行う方にもスポーツクライミング用具から産業用ロープアクセスに特化した資機材、旧式の技術から最先端の技術までの幅広い知識が求められるでしょう。

日頃から研鑽を積んでおきましょう!



タワー&ストラクチャー ワーク講習

2015年8月7日 09:34 comment(0) [Rescue]

アメリカの「Ropes That RESCUE」で学んだ
Structural Tower Rescue Workshopの実技です。

当社として、鉄塔や構造物などの高所で救助活動される方に
国内では唯一の訓練を提供いたします。






ヨットマン、セーラーのためのロープワーク講習

2015年4月7日 17:32 comment(0) [Rescue]


みなさん、2015年の「春」がやって来ました!
桜が咲き「春」がやって来ると、日本人は何故「ワクワク」するんですかね。


一昨年前、友人にはじめて「ヨット」なるものに乗せてもらって、
時々セーリングするようになりました。

まだまだ、初心者ですが、先輩のみなさんと過ごす時間は大変楽しいです。
各地での「美味いもの」や「荒れる海で泣きながら舵を握ってた」なんて話は楽しくて。。。


友人いわく、「最も贅沢で、楽しく、そして危険なアドベンチャー」って言ってます。


職業柄ロープの事が気になる私は、先輩たちに知っているロープワークを尋ねると、片手そこそこ。。。


えっ。。。。。

まあ、普段はそれだけで十分なのかもしれません。



ただ、「最も危険なアドベンチャー」ならば、その危険リスクの排除も必要だと思いました。

そこで、今回ヨットマン向けにロープワークに特化した講習プログラムを作ってみました。

題して「Sailor’s Rope workshop」.

高所作業と同じく、ヨットで必要なロープワークを学ぶ専門機関が無いので、
これまで弊社が学んだ知識を総動員してプログラムを作りました。

講習内容は
・必要なロープワーク
・最小限の資機材の取り扱い
・ロープで作る痛みの少ない「シットハーネス」
・一人でもマストに登れるテクニック
・落水に至らないための「自己確保技術」
・落水者の救助方法と応急手当て
・CPR(心肺蘇生法)
・その他(あっと驚く便利な活用方法)

※一番下の「パンフレット」と「講習内容のもくじ」をご参照ください。


講習は、現地マリーナ等へ出張しての開催となると思います。
出張講習料金を設定いたしておりますが、
・受講人数
・受講会場
・教材
等、相談させて頂きます。
(12名程度以上集まればそれなりの料金で受講頂けると思います。)



興味がございましたら、お気軽に

お問い合わせ

ください。


Sailors Rope workshop hp.PDF




現場での救助

2014年12月27日 16:49 comment(0) [Rescue]


本年も残りわずかになりました。

みなさん、本年は大変お世話になりました。
来年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。


先日、USAでTower Rescueを学んできました。

とは言え、日本国内で唯一「Tower Rescue」を学べる当社といたしましては、
そんなに驚くような「最新技術」はありませんでした。

新たな資機材の導入等で若干の変更が有るものの、
ベーシックの部分は、当社の訓練プログラムで網羅しているものと同等でした。

資機材の多くが欧米の製品な訳ですから、当然のことですが。。。


そんな中で、受講生の彼らが私に大変興味を持った商品が有ります。

それは「手袋」です。


全受講生の中で、一番小さい私が使用しているタイトな「日本メーカーの手袋」に興味を持ち、

・これはどこで買えるのか?
・USAでも買えるのか?
・メーカーを教えてくれ。
・写真を撮ってもいいか?

身体の大きな彼らには「彼らなりのご苦労が有るんだなぁ」と、笑ってしまいました。

ロープワークでは、丈夫で指先の余らない手にフィットした物が良いと思うのは万国共通ですね。



リード先生との対談の中で「Tower Rescue」のトレーニングプログラムは、
アメリカでは大変需要があるとのお話を頂きました。

しかし、現在の日本では少ないですね。何故なんでしょう。
(私たちの頑張りが足らないから。。。m(._.)m

向うで一緒に学んだ感想ですが、彼らは「仲間の命」と云うものを
日本人以上に大切に考えているように思いました。

強大な軍を持っているからなのか、キリスト教徒だからなのかは分かりませんが
明らかに違います。

“彼らと一緒に居る時、トレーニングだけれど安心できます”


たとえ、仲間が宙吊りになったとしても、

・自分たちで救助が出来る

・救急車、レスキュー隊、警察を呼ぶ

結果や評価、信用、全然違うと思います。

私達も高所作業の時に
「何かあっても助け合える」環境が有れば安心して業務に携われると思うのですが。。。



2015年、これまで培ってきたノウハウを基に
新しく「現場での救助」に特化した訓練コースを提供出来る準備を進めています。

しかも「万国で通用するグローバルスタンダードな技術」です。



みなさん、来年以降も宜しくお願い申し上げます。




IRW&STRW

2014年11月26日 15:47 comment(0) [Rescue]


久しぶりの投稿です。

先日、アメリカに修行に行ってまいりました。

いつものように

「Ropes That Rescue」

のRescueTraining です。

今回の受講コースは
・Industrial Rescue Workshop(IRW)
・Structural Tower Rescue Workshop(STRW)
の2コースです。

これまでと違って、日本人は私と当社従業員で母親がアメリカ人と云う
ハーフのJohn君の二人。

他はニューヨーク、シアトル、オレゴンといった全米各地の消防士や警察、
カナダ人の民間救助会社の方。
(みなさん、ゴツい方でした。)

両コースとも日本人の受講生は初めてだそうです。


まず、IRW。

最近多くの消防署に配備されているフレームをいろんな現場で
実践使用しました。

当社も1セット所有していますが、様々なバリエーションを考えると
もう2セットくらい欲しくなりました。

実は、このコース中に新しい「ノット」(結び)が誕生いたしました。

Reed Thorne先生も結構お気に入りなのですが、色々と検証してみたいとの事で
公開を少し見合わせるように念押しをされました。

学ぶ度に進化を感じています。


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プレスコット消防、トレーニングセンターで座学


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プレスコット消防、トレーニングセンターで座学


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プレスコット消防、トレーニングセンターでスキルトレーニング


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プレスコット消防、トレーニングセンターでスキルトレーニング


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プレスコット消防、トレーニングセンターでスキルトレーニング


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プレスコット消防、トレーニングセンター訓練塔


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プレスコット消防、トレーニングセンター訓練塔


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プレスコット、イベントセンター、天井キャットウォークから


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プレスコット、イベントセンター、天井キャットウォーク


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プレスコット、イベントセンター、天井キャットウォーク


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プレスコット、イベントセンター、天井キャットウォーク


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プレスコット、イベントセンター、天井キャットウォーク


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プレスコット、イベントセンター、非常階段救助


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ジェローム消防、スキルトレーニング


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ジェローム、築100年のホテル、EVシャフト救助


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ジェローム、築100年のホテル、EVシャフト救助


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プレスコット、ワトソンレイクダム


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プレスコット、ワトソンレイクダム


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プレスコット、ワトソンレイクダム


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プレスコット、ワトソンレイクダム


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プレスコット、ワトソンレイクダム


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プレスコット、ワトソンレイクダム


続いてSTRW。

今回SPRATのロープアクセス技術を本コース外ですが教えて下さいました。

と云うのも、このコース全員で4人という人数で非常に有意義なコースとなったのです。

(訊き放題、学び放題、やりたい放題、、、みたいな)

当然ベーシックな部分もしっかり実践するのですが新しいことが少なかったです。

言葉を返せば、「Tower Rescue」の技術は既に確立されていると言えますね。


当社でもトレーニングしている技術ばかりなので、

Reed先生から
「Bayashi!(私の通称)君は全てが分かっているね!」
「君は既に卒業しているよ!」

とのお言葉を頂き、嬉しいような寂しいような。。。


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セドナ消防、訓練塔


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セドナ消防、通信鉄塔


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ジェローム、炭鉱掘削塔


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ジェローム、炭鉱掘削塔(私の背後の荷台にGUN(ガバメント)が放置されています)


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ジェローム、炭鉱掘削塔


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セドナ消防、通信鉄塔(携帯3事業者が消防の鉄塔に供架しています)


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セドナ消防、通信鉄塔


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セドナ消防、通信鉄塔(LSP Halfback?)


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セドナ消防、通信鉄塔(担架救助)


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受講修了証書


全てのカテゴリーを終え、Reed先生のお宅に招かれての懇談。

日本の「Tower Rescue」の現状を尋ねられ、たくさん話し合いました。

・アメリカでも送電事業者の事故は非常に稀であるが、通信での事故は大変多い。
・君たちは、高所作業を行う「産業界」でもっと多くの指導を行わなければならないね。
・私(Reed先生)は指導者を相手に救助技術を教えている、帰国したら皆に指導しなさい。

とのお言葉を頂戴いたしました。


これからも、皆さんの為に頑張ります。



Mountain Rescue Workshop

2014年4月14日 13:47 comment(0) [Rescue]


なかなか投稿する時間が取れなくて。。。
あっという間に春が過ぎてしまいましたね。

花粉症が辛い方には、もう暫く我慢が必要なこの頃です。

先日、再びアメリカに行ってきました。

今回も前回同様、Reed Thorne先生の「Ropes That RESCUE」が主催する
レスキューの勉強ですが、全く別の「Mountain Rescue Workshop」コースを
受講して参りました。

いわゆる「山岳救助」っていう物ですが、今回も新しい発見が沢山ありました。

ロープワークに関しては殆んどが前回と同様なのですが、
指導方針や解り易さ、良否の判定がし易いようだと思うのですが
「手さばきの統一性」を感じました。

習う度に新しく「進化」していました。


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実技に関してはフレームワークが半分を占めており、
新しい事と、オーソドックスな事とで、改めて納得する部分が有りました。

また、最小限の機材で行うレスキューですので、実にシンプルな考え方が必要ですが、
その辺りも大変勉強になりました。


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今回、弊社から私と新人スタッフの2名、日本から全6名、
ワークショップ受講者は全18名。


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共に学んだ皆さん、大変お世話になりました。
また、一緒に学びましょう。


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追伸
今年の秋にReed Thorne先生を日本に招いての「Workshop」を開催する計画が有ります。
現時点では「いいね!」の段階ですが、興味のある方はお問い合わせ下さい。



USA Rescue-Practice!!

2013年3月27日 14:03 comment(6) [Rescue]


久々の投稿になります。
春になりましたね。何をするにも、良い季節になりました。

年度末の忙しい中、ロープレスキューのトレーニングの為に
アメリカに研修に行ってまいりました。

場所は、アリゾナ州セドナです。
西部劇に出て来るような場所で、「パワースポット」らしいです。

朝夕は寒く、日中は日差しがとても強く、冷たく乾いた風が身体の水分を
奪っていく感じの場所です。

観光する時間は全くありませんでしたが、ただただ、スケールの大きさに
圧倒されました。

ここには

「Ropes That Rescue Ltd.,」

と言うアメリカで最高峰に鎮座する
ロープレスキューを指導する会社が有り、そこで最新の救助スキルを学ぶ為に
訪れました。

座学、力学、実技。
その全てに、日本の現場の安全対策上での問題点を補えるに十分な物が有り、
私自身、安全に対する考え方がより厳しくなりました。

秋には、また訪れる予定です。

それまでには、今回学んだものを、取りまとめて当社の
「高度高所作業技術講習」のプログラムに追加、改定して行きたいと思います。


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・最終日は親指の先でRescueしましたよ。


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・親指の先の崖の上です。
・Vサインの向こうの突端で下写真4枚の実技を行いました。


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・担架に載っているのが私です。


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・この下は深さ20mの穴です。


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・下の写真のシステムです。


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・これからフレームを起こして収容します。
(いつも仕事で使っている技術です。)


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・日本人のみの講習は、今回が初めてだそうです。


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・修了証書を頂きました。


最終日には、現地のレスキューチームが有る消防署を視察させて頂きました。

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・消防官でない私は、まるで幼稚園児の「消防署見学」でした。



安全の講義で、「何か変わった視点でのお話を。。。」など、
要望がございましたら、遠慮なくお問い合わせ下さい。



レスキューマット販売開始

2013年1月11日 20:56 comment(0) [Rescue]


まだまだ、寒い日が続きます。
みなさん、「風邪」引いていませんか?
風邪には「うどん」が良いそうです。



私の知人に大変ユニークな方が居まして。。。

彼は、以前勤務していた会社の先輩で、
若かりし頃、USAで仕事をしていた事も有り
奥さまはアメリカ人で、初めてお会いした時に
大変驚いたことを覚えております。

その方が「これを輸入販売しようと思うが。。」と昨年からお話を頂いており、
微力ながらお手伝いをさせて頂いておりました。

それを、御紹介させて頂きます。


アルバックマット

と云う商品です。


装着・・・結構あったかい。
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階段からの降ろし・・・ズレないです。
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階段で降ろし終わり
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背中はゾワゾワとくすぐったい感じ(笑)
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albacmat_pan.pdf




YouTubeで「AlbacMat」を検索すると、動画も見る事が出来ます。


デモンストレーション用に数個、商品が有りますので、
価格など、詳しくお知りになりたい方は、弊社まで

お問い合わせ

頂ければと思います。



精鋭の若き消防士さんたち

2012年1月26日 22:42 comment(0) [Rescue]


今週はとても寒いです。
我が家の前は毎朝「白い景色」ですが、
みなさんは風邪などひかないように気を付けて下さいね。



先週、レスキューの講習会と勉強会に参加してきました。

当社からは、業務の都合で私だけが参加したのですが、
私以外、全員「消防士」さんでした。

しかも、みなさん20歳前半〜30歳中頃と若くて、
「初老」と云える年齢の私は。。。。。ちょっぴり(苦)


で、感心したのは、みなさん本当に「熱心」でした。

さすが、日頃から厳しい訓練をされ、規律の厳しい「諸先輩」方の
ご指導が有ってこその「消防士さん」ですね。

自分の子供に見せてやりたかったです。


今回の講習会でも、多くの新しい「技」などを学ぶことができました。

技術的な事は、しばらく自分自身で「咀嚼(そしゃく)」「消化」した後に
再構築し、講習会などで披露して参りたいと思います。



で、技でない部分で感銘を受けた言葉をお伝えします。

尊敬する先生はこんな事をおっしゃいました。

「良い判断は経験から。
      経験は悪い判断から。」


ん〜  深いでしょ。


上手く出来た事は、いろんな事を経験しているから上手く出来るし、
それは、「あの時、あれで失敗した!」事を今度はしないぞと
その時に考えたからでしょうね。

みなさんも思い起こせば、簡単に、苦も無く終えた現場はあんまり記憶が無くて、
「ひどい目に合った」「しんどかった」「きつかった」現場ほど
覚えているってこと、ないですか?



いろんな事を「頭」でしっかり考え、疑似的に体験し、
「事」に当りましょうね。



   一緒に学ばれた皆さん、大変お世話になりました。 m(_ _)m


「着衣泳」と「PFD」

2009年6月26日 18:08 comment(1) [Rescue]

皆さん、蒸し暑くなってきましたね。

先日、島根県を経由して岡山の山間部に出張しました。

早朝より移動したのですが、ものすごい雨に見舞われました。
(河川は濁流状態でした)


一昔前は、茶色に濁った川を見てワクワクしていましたが、
(KAYAKで遊ぶのに・・・)

最近は、年を取ったせいか、ビビリが入ってきました(涙)


そんな中、ある川で消防の方らしき人たちが、PFDを着て見回りをされていました。

PFDと言うのは「パーソナル・フローティング・デバイス」の事で一般的に、「救命胴衣」の事です。

国内でその状況を直接見たのは初めてでしたので、驚きました。

急流救助のカテゴリー(SRT-1)を学んでいるのですが、河川の岸から3m以内に立ち入る時は
PFDを着用しなければならないと取り決められています。

海外での「お約束」が国内においても浸透してきているなぁと感心しました。

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以前のコラムで川での水難救助と云うのを掲載しましたが、その第2弾です。

川で遊ぶ機会が多くなる時期だと思いまして。

最近、よく耳にする言葉で

「着衣泳」

と云うのがあります。

それを学ぶ機会が無かったので、正確なコメントはできないのですが、
ざっくりと感じている事を紹介いたします。

興味を持たれた方は、正しい知識を、然るべき団体で学んで頂ければと思います。


水難事故のうち、約2割の方は遊泳をしている方で、
残りの8割の方は飛び込んだり、落ちたりと、服を着たままの状態だそうです。

服を着たままでは泳ぎ辛いですよね。


「人は水より比重が軽いので浮きますよ」と言われている事が、
実は、呼吸によって比重が0.96〜1.06と変化しているというのが本当のところらしいのです。

水に落ちた時、仮に0.95の比重だったとしましょう。

まっすぐに立てた状態だとして「おでこ」位しか水面から現れませんね。(氷山の一角みたいに)

バタバタしても泳げないし、体力は奪われるし、水は飲み込むしで、
よい結果は得られません。

ならば、体を水平に静かに浮いて、落ちた時に衣服に残った空気や靴などの浮力を
体を浮かせる為に使いましょう。

そして、顔だけ出して呼吸しながら、誰かに見つけてもらって助けてもらいましょう。

このようにして、「命を守る」という観点で考えられたのがこの「着衣泳」と云うものです

なにか「着衣泳」と云うより「着衣浮き」というネーミングの方が合っているような・・・

(どうやって長時間「浮いていよう」対策)と云うところですかね。

そういったテクニックを子供達にも身につけて貰って、悲しい事故が無くなればいいと思います。

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考えてみれば、スイフトウォーターレスキュー(SRT)での実技を行っても、
相手は必ずPFRを着用している事が前提です。

ハイポサーミア(低体温症)の溺水の講義でのヘルプポジションやハドルポジションもPFDを着用しています。

なので 皆さん、
「着衣泳」は最悪の事態に備える、不慮の事故から身を守る、と云う事を理解して頂いたうえで、

やっぱり、川遊びの時は大人も子供も「PFD」を着用して遊んで下さいね。

ロープワーク(Resce)の本

2009年5月7日 16:14 comment(1) [Rescue]

みなさん、5月連休、楽しく過ごされましたか?

私は会社の決算資料に追われ、ずーっと事務所に缶詰状態でした。(涙)

数字ばかり見ていると頭が痛くなってきますね。


で、気分転換にタワーレスキューを復習していましたら、
ロープレスキューの先生からメール便が届きまして、

「ハンドブック」を取り纏めて制作しましたので送ります。

との事。


その名も「Handling of RESCUE and Knot Craft」

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中身は、実に「素晴らしい!」の一言です。
詳しく述べる事は出来ませんが、

・下降、引き上げのシステム
・そのシステムの切り替え
・アンカー作成
・ハイポイント用フレームの概要
・プーリーシステム
・ノット作成
etc (全71ページ、ノット:約30種類 システム・アンカー:約50種類)

それらが全て、分かり易く図解されています。
特に、ノットの作成は手の運びまで解る「指導者泣かせ」と言える代物。

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想像するに、日本国内においての
「ロープレスキュー界のバイブル」となることでしょう。

Rescueの技術を活用して、装置を搬入したり、
宙吊りになって、高所作業を行う私たちの業界でも
きっと役に立つ「ハンドブック」になる事は間違いありません。


その素晴らしさに興奮して、早速先生に連絡致しました。

「書店での販売は計画しておりません。必要なら、お分けしましょう。」
「WEB掲載も構いません、皆さんのお力になれるのでしたらどうぞ。」

との事でした。が、物が物だけに、誰にでもお売りできる商品ではないので、
ロープレスキューの有資格者、及び同等の技術をお持ちの方、
当社、高所作業講習修了者に限って、お分け(有料)出来ればと考えております。

と云うのも、この「ハンドブック」には、基礎となる説明が有りません。
即ち、スキルを持ち合わせている「プラクティス」向けに限定させて頂くと云う事です。
(複写厳禁!、無断転用不可!)

是非とも、

お問い合わせ

下さい。


Rescueの講習に行って来ました

2009年4月14日 23:53 comment(1) [Rescue]

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

季節は、確実に移り変わっていますね。
もう、すっかり「春」って感じです。

カープも、新球場で頑張っていますし p(^o^)/~~



先日、Rescueの講習会(再受講)に行って来ました。


ワークショップ(勉強会)や、プラクティス参加を含めると、
5回目でして、またまた大変勉強になりました。

過去に受講した時同様、殆どが消防のRescue隊の方々で、
体力以外は“負けないぞ”とばかりに色々と学んで来ました。

その中で、今回特に収穫出来た事は、技術もさることながら、
それぞれの技術を用いる「根拠」と申しますか、「理由」
と言いますか、その根幹を成すものの考え方の多くを学びました。

5回目ともなれば、目新しいものは「2〜3割」がいいところと思われがちですが、
見る、聞く、全てが「目からウロコ」状態で、新たな発見の連続でした。

普段、私は、事ある毎に、

・物事、発言、行動には“必ず”理由がある。

と言っていますし、そのようにいろんな物を観察しています。

これまで習得した技術を自分なりに解析し、理由や根拠を考え、
用途や応用の方法を考えていた事に対して、
実に理路整然と述べられた説明を頂戴できた事がとても勉強になりました。


「方向性・考え方に間違えは無かった」と一安心!・・・したと同時に
学べば学ぶほど、奥が深いなぁと、気持ちを新たにした次第です。


“Always Keep it Simple”


ロープの荷重試験Ver.2

2009年1月31日 17:59 comment(7) [Rescue]

あっという間に1月も終りですね。
みなさん、体調はいかがですか?

先日のロープの試験の続報です。

と云うか、またまた実験に行ってきました。

今回は
「11mmのセミスタティックで知りたい事」をテーマに絞って行いました。

実験2回目と云う事もあって、勝手が分かってきたのですが、
やはり、ストローク不足は悩まされました。


********************
で、まず最初の実験「アンカーヒッチ」

フィギュアエイト(以降F8と表記)は、どうしても荷重が加わるとノット部分が
締まりながら伸びるので、実験にならないと思い、その対策としてやってみました。

結果、破断した強度は、F8と殆ど変りませんでした(19.71kN)
試しに、F8とアンカーヒッチで「綱引き」したら・・・・

F8側が切れる時もありました。

結構、多用できると思いました、が、
よく考えて下さいね。

カラビナに縛って荷重が加わったら「最後」・・・
・・・ナイフのお世話になりますから。。
(それだけ頑丈でした(驚))


********************
次に、伸びると云う意味で、ちょっと考えてみました。
荷重に合わせて伸びるという事は、

「伸びた量によって荷重が分かるものなのか?」

実験によって、関連性は確かに有りました。
ただ、色々な条件が有ったりで記載するのは難しいです。

一応、「実験ケース1」と云う事での報告です。
F8ループを作りました。(ノットの端部からループの外端まで20mmでした)
1.0kN荷重時(上記が50mm)
5.0kN荷重時(80mm)
8.0kN荷重時(90mm)
10.0kN荷重時(95mm)
15.0kN荷重時(110mm)

注意:絶対に気を付けて下さい。
あくまでも、「今回実験した内の「1回分」のデータです」

メーカー、使用期間、使用状況、ノットの制作スキル等の条件によって
大幅に変わってきます。


********************
次は、ミュンターヒッチ。

緊急避難的に扱われているようですし、
ロープが痛み易いのであまり使われないかもしれませんね。

片手でどれだけ耐えられるでしょうか?
真横で耐えて・・・0.5kN〜0.6kN程度でした。(ぼくが非力過ぎでしょうか?)

ミュンターヒッチを片手で「ワンハンドグリップ」したら・・・
握力にも因りますね・・・2.2kN〜3.2kNと云ったところでしょうか?

ミュンターヒッチのヒッチ部分を片手で覆ったら・・・
ちゃんとグローブをした上で・・・3.2kN〜3.6kN でした。(けっこう耐えるなぁ)


********************
今回の記事最後は「8の次」ノットです。(知っている人しか解らナインですが(笑))

これは、最強でした。メーカーさんが「F8で結んだ時の破断強度」は20kNっていう表示を
「凌駕する」と云っていい値でした。概ね22kN〜24kN・・・・(恐るべし○○○)

しかも、切れる前の「ピシピシ」音がしないでいきなり切れました。
(ロープには優しいのかも知れませんね。)


++++++++++++++++++++
以上は、あくまでも数回行った実験のデータであって、参考程度としてお考え下さい。

データの取りまとめにはまだ時間がかかりますが、
時間がある時にでも、少しづつでもお知らせしますね。


ロープの荷重試験です。

2008年12月29日 18:07 comment(2) [Rescue]

今年、最後の課題を行いました。

ロープの荷重試験です。

ロープはカーマントル構造のセミスタティックロープや
7mm・8mmのプルージックコード、6mmアクセサリーコード
と、さまざまなロープを「ブッチン・ブチン」に切りまして・・・

実に、有意義な実験でした。

年明けから、データを整理致しますが、とりあえずの速報です。

今回の実験テーマは「ノットとプルージック」
と云う事で行ってみました。

なので「ガチャ物」は一切使用していません。
(壊れると高いですし、メーカーさんのデータには・・・(笑))

・11mm・セミスタティック・Feb/2007購入
・屋外使用5回(最大重量約500kg)・メーカー(ナイショ)

1)
フィギュア・エイト==フィギュア・エイトで引っ張る!!
「伸びる伸びる〜」って感じで隙間なくエイトを作っていたのに、
343mm(1kN〜破断)伸びました。

フィギュア・エイトで結ぶと「強度20kN」ってメーカー記載の通り
20.05kNと、ほぼ丁度で「ブッチン」でした。

2)
フィギュア・エイト==バウ・ライン(よせ!見てたいのoff??)
同じく「伸びる伸びる〜」・・どちらが切れるかなぁ(ワクワク!)

切れたのは・・・・・・惜しくも、バウ・ラインの方
でもね、20.37kNと大健闘ですよ。
(正直、見直しました ハイ)

3)
6mmアクセサリーコードで作った、ケチケチ・パーセルです。
3ラップ、3on2、2on3で実験しました。

・2on3、全然捕まえませんでした。
1.5kN前後で放した後、1.0kN程度で「ズルズル〜〜」

・3on2、とっても良い感じです。
4.0kN辺りまで確実に捕まえていて、一気に3.0kNまで解放。
しかしながら、2.5kN辺りでキープしたままジリジリと伸びる。


イメージ

・3ラップ、これも3on2と同じく良い感じでした。
で、驚いた事に、3on2より概ね1kN程度掴みが弱かったのと、
意識して確実にプルージックを締めていないと2on3並みでしか
掴めなかったりと不安定でした。


その他、インライン・フィギュア・エイトがある場合の、
両端の破断強度や、そのエイトでの破断強度とか
11mmスタティック・ロープに8mm、7mm、6mm、のプルージックとか

楽しい実験満載でした。が
ただ、ひとつ難点を挙げれば、試験装置のストロークが短かったので
何度も測定器をリセットしたり、ノットを短く結び直したり、
結構、大変でした。

来年も、データをもっと収集すべく、
時間があれば、またやりますのでご期待下さいませ。

では、良いお年を!


川での水難救助のときは・・・

2008年7月30日 17:45 comment(1) [Rescue]

暑中お見舞い申し上げます。

暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?

この時期には、川にカヌーを浮かべて涼をとるのがとても気持ち良いのですが、
皆さんは、「川遊び」されますか?

トップページにカヌー(正式にはKAYAKと云います)の選手が載っていますが、
私も、カヌー歴は20年と云う事になっています。(笑)

その絡みもありまして、当社には2名の“SRT−T”の救助者が居ます。
(SRTとは、スイフトウォーターレスキューテクニシャン=急流救助活動する救助者のことです)



そこで、今回は「川遊び」で覚えておくと、為になりそうなお話をします。

1)川で遊ぶ時には、必ずPFD(パーソナル・フローティング・デバイス=ライフジャケットの事)を
  着て遊びましょう。私の子供は、PFDを着用するまで川で遊べない事を認識しています。

  ・川は海のように浮きません。PFD無しでは15cmの波で頭まで水をかぶるでしょうし、
   少しの流れで簡単に子供を引き込む渦ができます。
   また、流れによって“動水圧”と云う圧力を受けます。

  ・人は、呼吸が出来ないと簡単に命を落とします。
   川は、簡単に呼吸が出来ない環境を提供してくれます。


2)溺れている人を助けに行く時は、冷静に考えて行動しましょう。

  ・水難事故の犠牲者の約1/3は、「助けに行った人」なのです。
   助けに行く前に、浮くものを投げるとか、ロープを投げるとか、他の方法を考えて下さい。
   
  ・助けに行く(コンタクトレスキュー)となった場合、要救助者(溺れている人)を観察して下さい。
   「藁をも掴みたい」状態の要救助者に巻き込まれる事になりかねません。
   助けに行く以上、絶対に、無事に、連れて帰らなければならないのです。「絶対に!」

  ・パニック状態の要救助者には、近づいた後 顔に水を掛ける等して、嫌がらせて下さい。
   助けに行った人が救助し易くなるでしょう。


3)自然の中で遊んでいる事を実感しましょう。

  ・先日、「水位が急に増え流された」と云うニュースがありましたが、自然の中で遊んでいるのです。
   地震が来れば揺れるし、崩れます。雨が降れば、濁ることもあれば、増水もするでしょう。
   その事を認識して、色んな事に敏感に感じながら、それをも楽しみながら遊びましょう。


このコラムをご覧の皆さんには、楽しい夏の思い出を、作って頂きたいと思います。

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