ロープ高所作業 特別教育コース開催

2016年1月8日 20:45 comment(0) [高所作業]


年が明けて1週間が経ちましたので、すっかり正月気分は抜けましたか?
みなさん、今年も宜しくお願い致します。

今年は雪が少なく暖かいですね。
私は、今シーズンの初雪を今日鉄塔上で見ました。


先日からコラムにも掲載させて頂いております「ロープ高所作業」に関して、
さまざまな団体で動きがあるようです。

弊社も検討を重ねておりまして、昨年末にロープ高所作業「特別教育コース」のテキストが完成いたしました。

全国に先駆けて、2016年1月5日に第一回の「特別教育コース」を開催いたしました。
旧知の仲の鳶企業さまに「トライアル」でのご提供です。

その際の内容を御紹介させて頂こうと思います。


法令改正の概要

・労働安全衛生規則(以下、安衛則)第36条(危険又は有害な業務)に「ロープ高所作業」が加えられました。

・労働安全衛生法(以下、安衛法)第59条(安全又は衛生のための教育)によって「特別な教育」を行わなければなりません。

・ロープ高所作業に係る特別教育、第23条では以下の科目について掲げる時間以上行うものとする。

学科
 @ロープ高所作業に関する知識・・・・・1時間
 Aメインロープ等に関する知識・・・・・1時間
 B労働災害の防止に関する知識・・・・・1時間
 C関係法令・・・・・・・・・・・・・・1時間
実技
 Dロープ高所作業の方法・・・・・・・・2時間
 Eメインロープ等の点検・・・・・・・・1時間

・特別教育の講師については資格要件を定めていないが、教育科目について十分な知識、経験を有する者でなければならない。

詳しくは厚生労働省のwebでご確認ください。

ロープ高所作業について、改正労働安全衛生規則が施行されます。


弊社の「特別教育コース」の概要

今回は7名の受講で、みなさん鉄塔・橋梁の鳶職人さんです。
全員顔見知りの方でした。

受講生テキストは概ね60項。先ずはイントロダクション。

建設業界での現状や普段のみなさんの業務から事故発生のビデオ鑑賞。

○みなさん、目を覆いながらビデオをみました。


学科@
ロープ高所作業のメリット、デメリット、活用事例をディスカッション形式で。

学科A
ロープアクセスで現在主流となるロープの種類、構造、特徴。
伸び率の違いと併せて、欧州vs米国のロープの違いを少し。
荷重のはなし。
古くからある機材から最新の機材まで、メーカーを問わず手に取って学習。
プーリー、リギングプレートなど、特殊な機材の紹介。

学科B
リスクアセスメントやTBM-KY(危険予知活動)による労働災害の防止ツールのディスカッション。
オペレーショナルセーフガードの発想。
高所作業の安全三原則と弊社独自の「Never use Safety ZERO」という概念。

学科C
安衛法、安衛則、ロープ高所作業に係る特別教育。
英国HSE2005高所作業規則の紹介。

実技D
ノットワーク、ロープワーク、アンカーワーク。
安全帯(フルボディーハーネス)の特徴と、正しい着用方法。
自己確保の方法(トラベリングセルフビレイ)。
実際の機材を使用しての登高、下降。
機材無しの登高、下降(プルージックコード)。

実技E
製品取扱説明書による点検、保管、管理と記録。
ロープや資機材の一般的な使用上の注意事項。


講習風景はこんな感じです。

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講習では以下のことに十分な対策が必要でしょう。

・法で決められた内容は、自由度が広い。裏を返せば「曖昧?」と感じる。
・ノットやアンカーといった大変重要な部分の追加が必要。
・業界内で御周知のように、訓練時間が大変少ない。
・再訓練や追加でのワークショップが必要。

一応全てに対策が出来ていましたので、みなさん充実した時間を過ごされました。


高所作業の分野では、これから求められる「特別教育」であることは間違いありません。

早い段階で訓練を受けておくことは、競合他社との大きなアドバンテージとなるでしょう。

弊社のWEBサイトをご覧のお客さまには少しでも早く学んで頂いて、安全な作業を行って頂きたいと思います。


パンフレットです。
rope-T.pdf

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