カラビナとは

2015年6月11日 19:46 comment(34) [高所作業]


2015年もそろそろ折返しに差し掛かりました。
はっきりしない天気が続いています。


先日、他地域で墜落事故が発生しまして。。。

詳細は伏せておきますが、再発防止策やら安全対策やら事故情報の周知徹底やらと、バタバタしておりました。
発生要因のひとつに「カラビナ風工具フック」も考えられるので、カラビナについて書いてみますね。


カラビナ(ドイツ語:Karabiner 英語:Carabiner)


最近、現場でカラビナって言うと大体伝わるようになりました。
それと同時に、「壊れる、危険、持ち込み禁止」なんて言われる現場や、監督さんもいらっしゃいます。
登山やクライミングに使用するイメージが強いんでしょうね。


私たちが通常、業務に使用するカラビナは、安全の証として
・EN 362
・破断強度
が必ず印字(もしくは刻印)されており、
欧州流通製品には「CE」
米国流通製品には「UL」「NFPA1983」
の表示が有る製品を使っています。
材質は、鉄、ステンレス、ジュラルミン等、用途に合わせています。

「CE」や「UL」は詳しく書くと大変な事になるので、ご興味がございましたら皆さんでお調べ頂くとして、

・EN 362とは、欧州において産業用のコネクタ規格を満足していますよ。って意味。
・破断強度は、表示荷重で壊れますよ。って意味。
・NFPA1983とは、全米防火協会で救助目的として「全般使用(G)」「個人使用(L)」「プロ使用(T)」のカテゴリーで使用を認められた製品。って意味。

登山やクライミングには当然使う事は出来ますが、それよりはるかに厳しい規格を満足した「安全な製品を使用」して現場の作業を行っています。

「ホームセンター」や「100円均一ショップ」で売られている物と同列に扱われる事は、私達「プロ」として大変悲しい事なのです。
(それを言われた方や企業様に対して「懐疑的」になってしまう事さえございます。)


なので、皆さんに二つのお願いがあります。

1)お仕事で使用して良い「カラビナ」と呼べる物は
 「EN362、破断強度、CEやULマーキング」表示の有る製品

2)小型のオモチャや胴ベルトに取り付けられた工具用フック等を
 決して「カラビナ」と呼ばない!

宜しくお願いします。


カレンダー

2015年 06月

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

ABOUT

Onsight System inc.

カテゴリー

最近の投稿

アーカイブ

リンク

フィード