理想的な「高所作業の定義」と思います

2011年7月1日 21:49 comment(3) [高所作業]


みなさん、こちら中国地方ははっきりしない天気が続いています。

もう少しで「暑い夏」がやってきますね。

熱中症対策の為にも十分休養をとりましょう。


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先日、管轄範囲の地域で、転落事故が発生しました。

その為、「緊急安全会議」が開催されたのですが、

質疑応答の中で、
「危険な高所作業の定義」とはなんですか?と会場のみなさんに
質問されました。

会場がザワザワしましたが
・屋上端部パラペットから1.5m以内
・床から2.0m以上の高さ

と云う見解でまとまりました。


一般に「高所作業」と云われているのは、
労働安全衛生規則、第9章、墜落、飛来崩壊等による危険の防止
(第518条〜539条)に記載されている

●高さが二メートル以上の箇所で作業を行う〜〜

の文言をひも解いて、「2m以上は高所作業」としています。

漠然としていて、ちょっと???な現場環境は沢山あります。


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当社では、この決まりを守りつつ、もっと厳しいHSEの法を取り入れています。

高所作業の定義を明確に謳っていますのでみなさんに紹介します。


The Work at Height Regulations 2005

第2条 解釈

10.“高所作業”とは

  a.地上、地下の全てにおける作業で、

  b.恒久的作業場所の階段を除き、作業場所への進入路又は作業場所からの退路を含み、
   規則(高所作業規則2005)の要求する方法を実施しない場合、人が傷害を被る距離を
   墜落するおそれのある場所における作業をいう。


とあります。
その他にも関心する文言が有りまして、


第4条 管理及び計画

1.全ての事業者は、高所作業について、

  a.適正に計画がなされていること

  b.適正に管理されていること

  c.できる限り安全な方法で作業を実施すること

  及びその方法には、第7条による作業設備の選択が含まれている事を
  確認しなければならない。

2.(1)の作業計画に関する事項には、緊急時及び救出の計画が含まれる。

3.全ての事業者は、高所作業は天候条件が作業中に労働者の健康又は安全に危害を及ぼさない
 ときのみに実施することを確認しなければならない。


第5条 資格

 全ての事業者は、高所作業又はその作業において使用する作業設備に関する作業者の管理、
 計画及び監督を始めとする各種活動に、有資格者、又は訓練されて、有資格者の監督下で
 作業する者以外の者が従事していないことを確認しなければならない。


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英国の高所作業規則2005と呼ばれているものです。

(法律家ではありませんので、興味が有る方、別途調べてみて下さい。)
(検索すれば簡単に見つかります。)

欧米のハーネスや資機材を扱い訓練・指導するに当たり、労働安全の取り組みや背景、法律など
知識として調べたところ、賛否両論あると思いますが、現時点ではここまで理想的なものは
無いと思います。


「日本は日本」と云う考え方も当然あるとは思いますが、

人の命を守る事に、国の違いを論じている場合では無く、

「より安全」

の為にどんどん取り入れていくべきではないかと思います。



弊社といたしまして、現場で活用できる「訓練」をみなさんに提供することで、
安全な高所作業の普及に微力ながら力を注いでおります。

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