川での水難救助のときは・・・

2008年7月30日 17:45 comment(1) [Rescue]

暑中お見舞い申し上げます。

暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?

この時期には、川にカヌーを浮かべて涼をとるのがとても気持ち良いのですが、
皆さんは、「川遊び」されますか?

トップページにカヌー(正式にはKAYAKと云います)の選手が載っていますが、
私も、カヌー歴は20年と云う事になっています。(笑)

その絡みもありまして、当社には2名の“SRT−T”の救助者が居ます。
(SRTとは、スイフトウォーターレスキューテクニシャン=急流救助活動する救助者のことです)



そこで、今回は「川遊び」で覚えておくと、為になりそうなお話をします。

1)川で遊ぶ時には、必ずPFD(パーソナル・フローティング・デバイス=ライフジャケットの事)を
  着て遊びましょう。私の子供は、PFDを着用するまで川で遊べない事を認識しています。

  ・川は海のように浮きません。PFD無しでは15cmの波で頭まで水をかぶるでしょうし、
   少しの流れで簡単に子供を引き込む渦ができます。
   また、流れによって“動水圧”と云う圧力を受けます。

  ・人は、呼吸が出来ないと簡単に命を落とします。
   川は、簡単に呼吸が出来ない環境を提供してくれます。


2)溺れている人を助けに行く時は、冷静に考えて行動しましょう。

  ・水難事故の犠牲者の約1/3は、「助けに行った人」なのです。
   助けに行く前に、浮くものを投げるとか、ロープを投げるとか、他の方法を考えて下さい。
   
  ・助けに行く(コンタクトレスキュー)となった場合、要救助者(溺れている人)を観察して下さい。
   「藁をも掴みたい」状態の要救助者に巻き込まれる事になりかねません。
   助けに行く以上、絶対に、無事に、連れて帰らなければならないのです。「絶対に!」

  ・パニック状態の要救助者には、近づいた後 顔に水を掛ける等して、嫌がらせて下さい。
   助けに行った人が救助し易くなるでしょう。


3)自然の中で遊んでいる事を実感しましょう。

  ・先日、「水位が急に増え流された」と云うニュースがありましたが、自然の中で遊んでいるのです。
   地震が来れば揺れるし、崩れます。雨が降れば、濁ることもあれば、増水もするでしょう。
   その事を認識して、色んな事に敏感に感じながら、それをも楽しみながら遊びましょう。


このコラムをご覧の皆さんには、楽しい夏の思い出を、作って頂きたいと思います。

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