Tower & Structure Workshop ついに完成!

2017年11月16日 00:48 comment(0) [Rescue]


ついに完成しました。
Tower & Structure Workshop。

ワークショップ版ですので開催日程を2日〜5日で対応いたします。
(出張講習が基本です。)

背景
近年、タワーでの事故をよく耳にします。
送電関係では教育が行き届いていてめったに起きないのですが、
通信関係、特に携帯電話の基地局鉄塔などで頻発しています。
既設局に対して除草費用の捻出すらままならないのが現状で、増設や更新工事が頻繁で信じられないほど安価での作業を行っており、その安全対策は「名ばかり」に見えます。
最近は「フルハーネス型安全帯」の導入が進み、一見安全な作業が浸透しているようですが、今後「宙吊り症候群」(別名HHS「ハーネス・ハンギング・シンドローム」)が各地で発生しそうです。
また、欧米のようにロープアクセスなどの有資格者作業ではない為、救助する技術は現場にはありません。
事故が発生すれば、「119」に電話するだけです。

国内では耳新しい「タワーレスキュー」ですが欧米では既に確立されています。
これから救助技術を模索する事を考えるよりは、弊社の提供している「欧米標準の国内改編タワーレスキュー」を習得されるのが一番早いと思います。
「国内改編」と申しますのは、欧米と日本では環境や考え方が全然違うので、国内の現状を学ぶ必要があります。
弊社は鉄塔、橋梁の「鳶職」さんとの繋がりがあり、「建て方」の支援も行っております。
その「建て方」の資機材は現在の繊維や資機材の発展めまぐるしい中、40年前と殆ど変っていません。
ある意味「伝統技術」「古典芸能」の域かもしれませんが、最前線で作業する従事者からすれば、もっと安全で楽な作業方法があれば、それに越したことはありませんよね。

そんな訳で、作業従事者にも、救助者にも有益な
「Tower & Structure Workshop」を提供するに至りました。

講習概要

1)CPR&AEDを含む応急手当ての訓練
2)ロープワークとロープアクセスの基礎
3)ロープアクセスでの救助
4)タワー&ストラクチャー概要とアクセス
5)タワー&ストラクチャー救助

オプション
◎)スペシャル・ワークショップ(希望による)
(ノット、アンカー、フレーム、タワー)
(マウンテンRQ、インダストリアルRQ、タワーRQ)

下記のスキルで日数を分けさせていただきます。

5DaysWS
建設業や通信工事業で既にタワーでの業務経験がある方。

4DaysWS
応急手当の訓練を受けている方。
(CPR&AED、病気やケガなど、BLSに対応できる方)

3DaysWS
ロープレスキューのカテゴリーを学ばれていらっしゃる方。
(欧米の資機材が扱える必要があります。)

2DaysWS
IRATAやSPRATなどのレスキューを伴うロープアクセスを学ばれていらっしゃる方。
(資格の有無ではありません。出来るかどうかです。)


まったくの初心者の方はご遠慮いただき、別のコースをお勧めいたします。



さて、ここからがスペシャルなご案内です。

このワークショップの完成を記念して、出張パック分(\35,000相当)をサービスさせて頂く事としました。

下記の条件で適用させていただきます。

サービス期間:2018年3月末日迄に講習開催。もしくは受付(6カ月以内に講習開催)
最少催行人数:8名様以上
受講料(概算):※日数、人数を考慮し、別途御見積りいたします。
料金に含まれるもの
テキスト・受講修了証
追加費用:移動費、滞在費(実費相当分)


ご用意いただくもの
・会場(タワー、座学が可能な会議室)
・個人装備(ヘルメット、ワーク靴、グローブ、ハーネス、ランヤード)
・筆記用具

何かございましたら、お気軽にお問い合わせください。
(お話し次第で、もっとスペシャルなことがあるかもしれませんよ。。。)


会社で「エピペン」を購入しました。

2017年9月4日 20:39 comment(0) [救護・手当て]


みなさん、朝晩が少し涼しくなってきましたが、いかがお過ごしですか?

当社は高所作業の訓練講習以外に応急手当の講習も行っております。

一般市民のための応急手当ての訓練講習なのですが、国連関連組織である世界安全機構(WSO)をはじめスポーツインストラクター団体やさまざまな公的機関から公認されている訓練プログラムを提供しています。

その応急手当の訓練の中で「エピペン」という自己注射薬を紹介することがあります。
これはアナフィラキシー補助治療剤と呼ばれ、蜂毒や食物及び薬品などによるアナフィラキシーの進行によって手遅れになる前に投薬できれば救命できる可能性が非常に高くなる薬剤です。

アレルギーの既往歴がある方が医師の処方によって入手できます。
その「投薬」に関してショック症状を起こしている場合は本人では投薬できないので「本人に代わって」投薬講習を受けた学校の先生などが行うことがあります。


当社は鉄塔の点検業務などで山野に入ることがあります。

これまでは、幸いにも「スズメバチ」などに刺されたことはありませんが、「危険」を感じた事は幾度もあります。

最近のニュースでは「ヒアリ」が各地で確認されている事から、会社としては何らかの対策を講じる必要を感じていました。


本日、時間がございましたので、ちょいと近所の内科の先生に相談に行ってみました。

診察室に呼ばれ、幾つかヒアリング。

仕事の内容:
・山の中の鉄塔へ行って作業
従事する人数:
・2〜6人位
必要本数:
・とりあえず2本

すぐに購入の依頼ができました。

その際の雑談で色々お話をさせていただいたのですが、先生いわく、

業務の内容を確認させていただいて必要本数を相談させていただいています。
林野作業の企業さまに、既に30本程度販売?させていただいていますよ。
「販売」と申しますのは、個人ではないので「保険適用」はおかしいので。(確かに)
近年、官庁発注の林野作業では「エピペン」の携行は必須の状態で見積りにも「明確に反映」させ、実際現場に配置されていないといけないそう。
その場に居合わせた作業員の誰にでも投薬しても構いませんよ。
(個人に処方したのではなく、緊急時の使用ですから「誰にでも」起きた際に備えている訳で。(ごもっとも))
(スズメバチなら全員やられるよ。。。(そりゃそうだ))

注意点としては、
使用方法の講習を受けてください。
使用期限を守ってください。
使用後、直ちに医療機関で手当てをしてください。
その他諸々。。。
(まあ、アドレナリンですから間違えて打ったって大丈夫です。それより遅れる方がまずい!)
みたいな

率直に、
「こんなに簡単に入手できるんだ〜」(まだ手元にはありませんが。。)
「先生の講習資料(A4コピー4枚にパワポのメモ程度が7Pほど)が。。(o呆o))
「蜂に刺された災害事例を目にするけれど。。。救急箱に「エピペン」入れとけば」

屋外でご活躍のみなさん、
是非ともご用意していただきたいと思います。

使用方法や、その他の応急手当ての必要性を感じた方は是非ともお問い合わせください。

何卒、宜しくお願い申し上げます。



高所作業とハーネスのお話

2017年7月17日 17:46 comment(0) [高所作業]


みなさん、今年も暑い夏がやって来ました。

熱中症と戦いながらの作業は大変つらいですね。

頭が痛くなったり、手足が痙攣したら、即座に休憩をして水分、塩分を補給して下さいね。

自身の健康が一番です。


さて、一般に「高所作業」ってなんでしょう。って話はよくありますから、視点を変えたお話をします。
ハーネスの種類で見た「高所作業」のお話をします。

ハーネスと言っても各種有ります。

国内では安全帯の事を言いますが、大別すると
・胴ベルト型安全帯
・フルハーネス型安全帯
・のり面、斜面用安全帯
となります。

欧米では
・シットハーネス(産業用)
・セフティーベルト
・フォールアレストハーネス(産業用)
・ワークポジショニングハーネス(産業用、救助用)
となっています。

厳密に言えば、クラスやNFPA規格、林業用、電気工事用など各種有るのですが、それを記載すると大変な事になっちゃいますので省きます。

それぞれをどんな「高所作業」で使用するかなのですが、まず作業を分けて考えてみましょう。

A郡
ビルの屋上での作業
工場やスタジアムなどのキャットウォークでの作業
飛行機の羽の上での作業
組み足場の床の上での作業

B郡
柱上での作業
鉄塔上での作業
足場(ゴンドラ)の無いビルの壁面での作業
斜面、勾配のある屋根上での作業
はしごを使った作業


その相違点は次のような点でしょうか

A郡の高所作業は
・両手が塞がっていても墜落しない
・緊急時、人が容易に近づける

B郡の高所作業は
・両手を放すと墜落する
・なので、ロープやランヤードによる姿勢の保持が必要
・緊急時に容易に人が近づけない

若干、語弊があるかもしれませんが、大体はこんなところです。


では、どんな安全帯(ハーネス)が適しているでしょうか?

A郡は全ての安全帯で大丈夫でしょう
胴ベルト型は上半身に何もないので涼しく、動きを制限されません。
しかし転落した場合、人体には相当の衝撃を受ける事となります。
衝撃を減らす為にフルハーネス型安全帯を使用する選択は最良です。
緊急時の救助もスキルがあれば、容易かもしれません。

B郡で全ての安全帯を使用する事は。。。不可能ではありません。
ただし、非常に体の負担が大きいでしょう。

姿勢を維持する目的で作られている「ワークポジショニングハーネス」はB郡の作業において安全で快適です。
ただ、このタイプのハーネスは現時点で国内製は1〜2種類しかございません。

※この話はビミョーな問題がございますので、ここでは掲載いたしません m(_ _)m


近年、フルハーネス型安全帯の着用を、特別教育によって義務化する動きがございます。

大変良い事だと思います。が反面、現場ではまだまだ以下のような声も耳にします。

着用し辛い
重たい
身体が締め付けられる
高価

でも考えて下さい。「安全」より優先される理由にはなりえないのです。



面白い写真を撮りましたのでご披露致します。

時々弊社のアシスタントをお願いしている女性です。

身長150cm前後の小柄で華奢な方です。


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女性でも楽に作業が行えるハーネスと、それを有効に使えるスキルを学びたい方。

お気軽に弊社にお問い合わせ頂ければと思います。


ロープ高所作業「特別教育」+ワークショップの講習

2017年7月7日 22:57 comment(0) [高所作業]


蒸し暑くなり、災害が発生するほど雨が降りますね。
みなさん、備えは万全ですか?

自然災害には備える事しかできませんから
周りをよく見て準備しましょうね。


今回は世界でご活躍の大手メディア企業さまです。
昨年に続き2度目の開催です。

現在、国内で「高所作業」のカテゴリーにおいて、ちゃんと学んだ事を証明する手段がロープ高所作業「特別教育」位しか存在しないので、普段はロープアクセスを実施されない企業さまも受講されます。

そういった企業さまには、「特別教育」で求められるカリキュラムを習得していただいた上で、現場で活用できる様々なスキルを学んで頂いております。

2度目の開催ということもあり、実際に高所作業を経験された上でのフィードバックを兼ねたワークショップは大変充実した内容で、私の持っている知識や技術を真剣に学んでおられました。

ワークショップの概要は
○現場の実際の作業風景をみながら良い点、悪い点、改善策などをディスカッション。
○パラペットや天井キャットウォークなどでの自己確保しつつの進入方法。
○作業時の姿勢の取り方(精神的にも安心できる保持姿勢)。
○ロープを使った荷物の運搬方法。
○使ってみると意外に便利な資機材。
と、かなり濃い内容でした。

今回させて頂いたロープの講評です。

ロープワークと言っても大別すると3つに分かれます。
1)ロープアクセス技術
2)ロープによる自己確保、作業技術
3)ロープを使った運搬技術
それらの全てを高次元で求められるのがロープレスキューです。と。


受講されたみなさん、
大変お疲れ様でした。


墜落事故に思う事

2017年6月2日 16:43 comment(0) [高所作業]


みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
段々暑くなり、熱中症に気を配りながら作業する季節になりました。

水分、塩分、そして睡眠をしっかりと取って下さいね。

何事も、「健康が一番」です。


さて、先月末にまたまた墜落事故が発生いたしました。
その概要と、弊社の思うところを記載します。
(少し長くなります)

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現場状況
関東圏、7階建(高さ:約20m)
屋上端部(1m以下)通信設備の交換、点検作業、
胴ベルト型安全帯未装着(現場には持参)
作業責任者、作業員の2名での作業

被災状況
男性1名:30才代後半
2017年5月下旬 午前11:00頃、ビル屋上より墜落。
隣接ビル(4階建)との隙間に挟まりながら墜落したものと推測。
骨折(頭蓋、顎、腿、腰)、肺挫傷、顔面損傷、

再度徹底事項として
1)ビルでの危険な区画定義を再確認。
2)危険な高所では「無胴綱状態」にならない。
3)作業の前と後での安全品質の確認
・作業前ミーティング時に「事故の重大性」を十分認識して従事すること。
・人は「近道行動」を行いがちで、楽をする、ルールを守らないなどミスを起こしやすい。
・高所作業でのミスは致命的であり、自身のみならず家族までも不幸を招く結果となる。
との通達。

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一命は取り留めた様子ですが、非常に痛ましい限りです。
被災された方の回復と、社会復帰を願うばかりです。


では、このような事故はどうしたら防げるかを、今回の事故当事者に限らず全ての高所作業に携わる発注者、事業者、労働者を念頭に入れて考えてみることにします。

弊社の視点で捉えて記載しますので、賛否両論あると思います。
ただ、「二度と事故が起きないため」の一心からの視点ですので、これよりもっと良いお話がございましたら逆に御教授頂けると嬉しいです。

まず、従事者(被災者)です。
労働安全衛生法(以下、安衛法)第4条
労働者は、労働災害を防止するため必要な事項を守るほか、事業者その他の関係者が実施する労働災害の防止に関する措置に協力するように努めなければならない。

労働安全衛生規則(以下、安衛則)第520条
労働者は、第518条第2項及び第519条第2項の場合において、安全帯等の使用を命じられたときは、これを使用しなければならない。

とあります。

このような作業環境で作業を行えるスキルを有していたのでしょうか?
恐らく、高所作業は危険だし、ヘルメットや安全帯は必要だとの認識はあったのでしょう。
安全作業のルールも「元請」さんからの教育として受けていたでしょう。
ルールに従って作業前のミーティングも行いその取り決めに従って「注意」しながら作業を行っていたでしょう。
それでも墜落事故が発生しました。

それから、同行者さんです。
何故、注意しなかったのでしょうか?
もしも注意していたとすると、何故、それを聞き入れてもらえなかったのでしょうか?
同行者がいても、墜落事故は防げないと云うことになります。
(同行者の情報が有りません。被災者が責任者なのか作業者なのかも不明です)

次に事業者さんです。
元請さんから被災された方の勤め先までが該当します。

安衛法 第24条
事業者は、労働者の作業行動から生ずる労働災害を防止するため必要な措置を講じなければならない。

安衛法 第59条
事業者は、労働者を雇い入れたときは、当該労働者に対し、厚生労働省令で定めるところにより、その従事する業務に関する安全又は衛生のための教育を行なわなければならない。
2)前項の規定は、労働者の作業内容を変更したときについて準用する。
3)事業者は、危険又は有害な業務で、厚生労働省令で定めるものに労働者をつかせるときは、厚生労働省令で定めるところにより、当該業務に関する安全又は衛生のための特別の教育を行なわなければならない。

安衛則 第518条
事業者は、高さが2メートル以上の箇所(作業床の端、開口部等を除く。)で作業を行なう場合において墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない。
2)事業者は、前項の規定により作業床を設けることが困難なときは、防網を張り、労働者に安全帯を使用させる等墜落による労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。

安衛則 第519条
事業者は、高さが2メートル以上の作業床の端、開口部等で墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのある箇所には、囲い、手すり、覆い等(以下この条において「囲い等」という。)を設けなければならない。
2)事業者は、前項の規定により、囲い等を設けることが著しく困難なとき又は作業の必要上臨時に囲い等を取りはずすときは、防網を張り、労働者に安全帯を使用させる等墜落による労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。

安衛則 第521条
事業者は、高さが二メートル以上の箇所で作業を行なう場合において、労働者に安全帯等を使用させるときは、安全帯等を安全に取り付けるための設備等を設けなければならない。
2)事業者は、労働者に安全帯等を使用させるときは、安全帯等及びその取付け設備等の異常の有無について、随時点検しなければならない。

とあります。

法解釈を上から当てはめると、
労働災害を防止するため必要な措置として、何を実施されたのでしょう?
そもそも、転落するような環境での作業である認識があったのでしょうか?
認識が無い訳はあり得ないので、有ったとすると教育したのでしょうか?
安全帯を持参していたので「渡し」てはいますが、「使用させる」ためにどんな措置をしたのでしょうか?
また、安全帯を取り付ける設備は事業者によって設置、点検を行わなければなりませんが、それ自体が実在しているのでしょうか?

***********************************

法律の部分はほぼ原文のままですので長くなりましたが、要するに労働者に対する安全のための措置を何も実施していないと言うことです。

事業者だけでなく、墜落した本人も。

厳しいことを書きますが、大手の企業であればある程、「的外れ」な対策を実際の従事者に強いています。

いつまで経っても、事故を起こしています。

特に「安全担当者」と呼ばれる多くの「偉い方」は、実際の現場を見ていません。やっていません。
(見てはいますが、観察と云うか考えながら視ていないと云うか。。。)
実際、やってみなきゃ解んないですよね。


私は講習の中で、こんな事をみなさんに伝えています。
「百聞は一見にしかず。」その先に「千見は一技にかなわず」と。
造語ですが解りますよね。


今回の事故後の通達文を見ても
「再確認」「認識」「無胴綱の禁止」「再徹底」などと謳われていますが、
具体的に「こんな対策」を「このようにして実施しよう」。
実施方法は「これ」を使用して「このように実行」すれば墜落しないよ。
と示されていませんよね。

はっきり言って「愚の骨頂」です。


ムッと来た方、それは「図星」だからです。
それを認めない限り不幸な事故は続きます。
なぜなら、「改めない」から。。。

***********************************

結論として、「どうすれば防げるか」です。


一番難しいところですが、はっきり書きます。

1)高所作業はプロが作業に従事すること。

まさにその通りです。
・絶対に墜落しないと言えるのがプロです。
・墜落しない「技」を持っていて、それをいつも実行しているのがプロです。
・この仕事で「飯を食ってる」のがプロです。
・事業者の不備を補えるのがプロです。

とは言え、プロは非常に少なく限られています。

ですから、しっかりと「教育」「訓練」「練習」をして「経験」させて正しい判断の出来る「プロ」を育てなければなりません。
当然、その経費も掛かるでしょう。

(墜落事故が発生した場合の費用と「教育・訓練」にかかる費用はどちらが安いでしょうか?)


2)リスクの対処に適切な費用を掛ける、払う

作業従事者は特攻隊の隊員じゃありません。
日本人は真面目ですから「この仕事」を与えられたらやるでしょう。
だから事故のリスクを過小評価して「前回大丈夫だったから今回も大丈夫。」と現場で事故を起こします。
しかし、プロなら「こんな対策で防げるよ」「こんな機材があれば落ちないよ」と正しいリスクを見積もれます。
それを誰かに「阻まれる」事があってはなりません。
現在、それがまかり通っていますがそんな時代は終わっています。


3)何があっても自己責任で高所作業に従事する。

先に挙げたものに関連しますが、現場のルールは現場で作り現場で守る事。
現場でよく「この現場では該当しない」とか「計画書に書かれていない」とかの声を耳にします。
指示が有るか無いかは関係ないと思います。
自身と仲間の命を「危険に晒さない」事は現場のプロに任せて実行させればよいのです。
現場を知らない者の指示に囚われていれば、正しい判断に基づく行動が出来ません。

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と、長くなりましたが
具体的な「墜落の防止方法」「安全な高所作業」「救助の方法」などございましたら
お気軽にお問い合わせ下さい。

宜しくお願い致します。


レストレイン(転落防止)

2017年 酉年 年頭のご挨拶

2017年1月5日 00:10 comment(0) [一般]

2017年
あけましておめでとうございます。

旧年中は、皆さまから多くのご指導、ご鞭撻を賜り、大変感謝いたしております。

おかげをもちまして、今年も無事故で新年を迎える事が出来ました。


昨年11月より離島での業務が続き、年始のごあいさつも出来ず、
皆様には大変ご迷惑をお掛けしております。


本年も昨年同様、変わらぬご愛顧の程、
何卒、宜しくお願い申し上げます。


                 Onsight System Inc.
                 代表取締役 西林 真雄

ロープ高所作業の特別教育を開催して思うこと。

2016年9月8日 19:07 comment(0) [高所作業]


みなさん、お変わりないですか?

今年の天候はおかしいですね。
雨が降るとなると、災害が起きるほど降り、
全国にいる知人が心配で。。。

消防官や自衛官の方々には、本当に頭が下がります。



既に何度も「ロープ高所作業」特別教育を開催しています。

さまざまな情報が輻輳していて、まったく「妙」な質問を
頂いたりする事もございますが、受講されるみなさんは
とてもまじめに講義を受けて下さいます。

講習時には弊社オリジナルのテキストで学んで頂いていますが、
厚生労働省が発行した事業者向けの

「ロープ高所作業」での危険防止のため労働安全衛生規則を改正します

も添付資料としてお配りしています。

それは簡潔で解り易いからなのですが、へんてこな部分も有るからです。

挿絵を観察すると欧米の方から笑われてしまいそうですが、これが国内の現状なのです。

「みなさん、どこが変ですか?」って講習会の時に訪ねています(笑)



弊社の講習会ではこれに記載している
・身体保持器具
・安全帯
・接続器具
・メインロープ
・ライフライン
と云う機材に「墜落防止器具」を追加して学んで頂いております。

(リトラクタ型墜落阻止器具と云う記載もありますが、特定の商品を示してしまいそうで。。。)

各業界のテキストを取り寄せて拝見させて頂くと危なっかしくて
欧米との違いを理解して頂かないと本当の「ロープ高所作業」の安全はあり得ないと思うんです。


弊社は
メーカーではありませんから、「この機材じゃなきゃダメ!」なんて言いません。
どこの団体にも属していないので、「こうしなさい!それはダメ!とも言いません。

受講生の皆さんの、用意できる資機材で出来得る限りの安全対策を習得して頂いております。
(ちゃんと最新の機材もスキルも知識も習得して頂いています)



さて、

この改正省令では「ライフライン」と呼んでいる「命綱」。

欧米では「ビレイ(Belay)」と言います。
人をロープで確保すると云う意味で、登山をする人は必ずこう言います。

産業用ロープアクセスにおいては、作業中は常にアクティブでなければなりません。

では、どんな方法があるでしょう。

1)Truth Belay
2)Self Belay
3)Conditional Belay
4)Conditional Self Belay

これを明確に出来る指導者は数える程なのですが、弊社の講習会では説明をしています。

何が言いたいかと云うと「手を放しても墜落する事の無い下降器具」は(4)を兼ねている。
と言えますよね。

言い換えれば「手を放すと墜落する下降器具」でも(4)を施せば墜落する危険を排除できると言うことです。

受講生さんの中には、さすがに「シャックルで下降」はしていないものの、エイト環やその手の下降器具を「愛用」されている方にとって、具体的な(4)の工法を教えますと大変喜ばれます。



次は「大きな問題」、

改正省令の求める強度について、二つの問題があります。

1)「十分な強度を有するもの」として
例:コネクタ・・・11.5kNの引張荷重を掛けた場合でも破断しない。

と条文に記載されていますが、国内製品に破断強度の記載がありません。
(最近は強度表示がされている製品が出回っていますが信頼度が。。。)

国内では使用制限荷重(W.L.L)や安全使用荷重(S.W.L)の表示で破断強度ではないんです。

法解釈上
厳密に言えば、破断強度が解らない国産の資機材は使用出来ない事になります。


2)グリップ、ディセンダー・・・11.5kNの引張荷重を掛けた場合でもメインロープの損傷等により保持機能を失わないもの。

と条文に記載されていますが、欧米の産業用ロープアクセスで使用するハンドアッセンダー等は、3〜7kNでメインロープを食い千切ったり本体が破損する可能性があるデータがあります。
それは脆いわけではなくて、人1人(レスキュー時は2人)の荷重程度で耐えれば良いし、本来、衝撃荷重が加わる使い方をしないから何の問題も無いわけです。

この強度の数字は、たぶん国産の三つ打ちロープ用のロープグラブの強度を参考にあてがわれたのでしょう。

法解釈上
厳密に言えば、欧米のチェストアッセンダー、ハンドアッセンダーは使用出来ない事になります。


などなど、??の事が沢山ある「ロープ高所作業」特別教育ですが、
素晴らしい知識やスキルを持った指導者もいらっしゃいます。

みなさん、良い教育機関で学ばれることをお勧めいたします。

追伸
消防関係者の方から多くのお問い合せを頂いております。
一般の建設業とは一線を画した「スペシャル」な講習を致しますので、お気軽にお問い合わせさい。

ロープ高所作業「のり面作業」向け現地講習

2016年7月12日 20:30 comment(0) [高所作業]


暑いのに雨、雨、雨。。。

うっとおしい天気がつづきますね。

先日、島根県の某地区でのり面作業員さん向けのロープ高所作業を開催いたしました。

通常は企業様単位であったり、企業様とその関連会社様での開催ですが、この度はその地区の建設業組合様での各社合同での開催でした。

大人数となると講習の「質」が低下しますので、2日に分けて開催させて頂きました。

天気が心配されていましたが、パラリとされた程度で大したこともなく、
大変充実した講習会でした。

受講生の皆さんは、私より遥かに「先輩」が多いにもかかわらず、熱心に学ばれました。

本当におつかれさまでした。


みなさんに
・楽しかったよ
・ためになったよ
とのお言葉をたくさん頂戴いたしました。嬉しい限りです。

この場を借りて、感謝を申し上げます。


講習風景の画像を掲載したいのですが、HOSTのP/Cに繋がらなくて。。。

こちらで載せています。

OnsightSystemInc. - Facebook

みなさん、こちらも宜しくお願い致しますね。


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可部トレーニングセンターの退去のお知らせ

2016年5月31日 10:11 comment(0) [一般]


すっかり暑くなって来ましたね。
もうじきジメジメするの季節です。

さて、弊社の有る広島市安佐北区では日本初の出来事が起こります。

それは、JR西日本の「可部線」と云う線路の一部復活。
昔は広島市内の横川駅から可部駅までは電車、
可部駅〜三段峡駅までディーゼル機関車が走っていました。

2003年に可部駅より奥の電化されていない路線が廃止されていましたが、
2017年春に2駅分電化され見事に「復活!」(電化延伸と云うらしい)

廃線が復活するのは日本初の出来事だそうです。


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とても嬉しいニュースなのですが

弊社「可部トレーニングセンター」からは諸般の事情で退去することとなります。
(2016年6月末予定)

変わった建物で雨天でも訓練が出来る施設でしたが、
今回の件と、合わせてなかなかの賃貸料。。。。

みなさんにはご迷惑をお掛けする事となるのが、断腸な思いで大変悲しいことです。

移転先がまだ決まっておりませんので、決まりましたら
このホームページ、もしくはFaceBookでお知らせいたします。


また、今後の主要な業務と致しましては、

・高度高所作業技術の訓練、及びそのコンサルティング
・ロープ高所作業「特別教育」の講習
・高所に関する工事の支援
・ロープレスキューの技術を用いた特殊搬入
・応急手当ての訓練(MEDIC First Aid(R)の訓練プログラム)


高所作業訓練の関しましては、当面は出張講習のかたちになりますので、
あちらこちらに飛び回ります。


何かございましたら、Facebookか携帯電話にてお問い合わせ下さい。


サーバー等の移転も結構大変で。。。。(泣)
電話やFAXが変更になるかもしれません。。。

何卒、宜しくお願い申し上げます。

ロープ高所作業 みなさんの現場で開催します!

2016年3月26日 22:59 comment(0) [高所作業]


みなさん、春がきました!

この時期は、別れや出会いの季節です。
新しい出会いに「ワクワク」しますね。


本年から、ロープ高所作業「特別教育」の講習を開催致しておりますが、

各界から様々な問い合せにバタバタ致しております。

お問い合せ下さったみなさま、この場を借りて心より御礼申し上げます。


今年に入って、様子見のお客さまから、具体的な問い合せを頂くようになりました。

中でも、「現場で開催して頂けないか?」と多く尋ねられます。

そりゃ、受講される方の交通費や滞在費って結構高く付きますものね。


そこで わたくし、考えました。

この事務所へみなさんにお越し頂くのがベストなのですが、
実際の業務をされている現場の方が良ければ「現場に行きます。」

ロープアクセス系でも、のり面作業系でもお任せください。

当然のことですが、産業用です。
弊社は10年以上の実績がございます。

資機材を持って、車で直接みなさんの現場まで行って特別教育を行います!


座学4時間以上、実技3時間以上の規程が有るので、仮設ハウス等が必要です。


費用に関しましては原則として、お見積りさせて頂かなくては正確には出ませんが、

・出張講習として、受講人数が4名様より開催致します。

・4名〜7名、8名〜11名、12名〜15名、16名〜で移動費用や滞在費用等を割り引きます。

・出張エリアは中・四国、九州と近畿地方の一部。(ご相談ください。)


移動費用とは
・高速道路代金:普通車通常料金
・車両代金  :距離に比例した弊社規程料金

滞在費用とは
・現場近隣の標準的なビジネスホテル1泊2食付の料金




恐らく、各地を飛び回る事となるでしょう。

なるべく近隣地域で開講させて頂きたいと思いますので、
日程の調整ために、余裕を持った日付でお問い合わせ頂くと、大変うれしいです。


ロープ高所作業「特別教育」に関する施行期日が
平成28年7月1日からとなっており、直前では込み合う可能性がございます。

早めのお問い合せを宜しくお願い申し上げます。


Facebookもございます。


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